オホーツクウッドピア木材加工工場増築
No.M29
工場
2014年
留辺蘂町
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建築種別

工場

構造/規模

大断面木造平屋

所在地

留辺蘂町

延床面積

999.80 u

コメント

カラマツなどの大型集成材を加工する工場棟の増築。基本設計に対する断熱計画等コンサル業務に参加。
作業環境を省エネで快適にするため、下記の変更を行った。

@ 二重折版勾配屋根をシート防水完全フラット屋根とし、ツララ発生・落雪被害を解消
  ・・・・・・微妙な勾配を排除することは、柱梁架構を劇的に簡略化する
A コンクリート腰壁・外壁を外断熱に・・・わずかな蓄熱・蓄冷効果を生かす
B サッシを樹脂Low-Eペアガラス仕様に・・寒さ・暑さは開口部の責任重大
C 手刻み加工場の採光にルメウォール(タキロン)採用・・光を通す断熱壁として

工場は夏暑く、冬は寒い・・という”非常識”は、根絶しなければならない。
モノ創り日本は、職人の働きに支えられている。益々高齢化する社会において、
活き活きとモノ創りに集中できる作業環境を、
エネルギー消費に頼るのではなく、建物の構法で生み出すことが求められている。

備考
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